ブラジリアン柔術とは

ブラジリアン柔術は他の格闘技と違って「寝技」が中心となる珍しい格闘技です。パンチやキックなどの打撃がなく「最も敷居の低い格闘技」として大人になってから始める人が多く、始めるとハマってしまう人が多いのが特徴です。

「マット上のチェス」

寝技主体であるブラジリアン柔術は他の立ち技主体の格闘技に比べ体力をそれほど必要とせず、テクニックや戦略などがより重要となります。そのため「マット上のチェス」とも呼ばれ、運動が苦手だった文化系の人がブラジリアン柔術にハマる大きな要因となっています。

「弱くても勝つことができる」

体の小さい人や力の弱い人でも、自分より大きく力の強い人と対等に渡り合え、護身術としても非常に優れています。試合は年齢、体重、帯別に細かく分かれ、自分と同レベルの相手と戦うことができ、気軽に出場できます。

「テクニックを楽しめる」

多種多様なテクニックがあり、今も新しいテクニックがどんどん生み出されているので、そこから自分のスタイルを作る楽しみがあります。練習を続ければ続けるだけ強く上手くなれるので年を取っても楽しめ、一生続けられる趣味となります。

「続けられるから効果が出る」

常にパートナーと競い合い助け合って練習するので、スポーツクラブで一人黙々とトレーニングするのが長続きしなかった人も続けられます。続けられるので運動の効果が出やすく、ブラジリアン柔術を始めてから10kg以上やせた人や体調が良くなったという人がたくさんいます。

「大人の部活」

格闘技ですが寝技主体のため、またブラジル由来のためか、雰囲気はゆるく自由です。相手とゼロ距離で練習するために、すぐに打ち解けられるので、道場は社会人の社交の場としての機能も持ち合わせています。